5軸マシニングセンタ加工

 現在3軸(X,Y,Z軸)マシニングセンタが一般的ですが、テーブルに傾斜軸(A軸)と回転軸(C軸)が加わった5軸マシニングセンタによる加工が注目され始めています。テーブルを傾けることにより、工程数、工程時間の削減や仕上がり面の向上、3軸マシニングセンタでは難しかった加工も可能となります。

 浜本テクニカルでは数年前よりメガネの試作品(サンプル)や、金型を必要としない小ロット生産を目的として、3次元CAD/CAMシステムと共に導入しました。現在は主にメガネの材料となるチタンや洋白、アルミを材料とした自社メガネ製品をサンプル加工しています。5軸マシニングセンタを使いこなすには多年にわたる3次元CAD/CAMの知識、機械加工の知識、コンピュータの知識、さらにこれらそれぞれの経験が必要で、製作品の仕上がりに反映してきます。まだまた経験不足な点もありますが、今後はいろいろな方々の要望に応えられるよう考えていきたいと思います。

製作可能材質

アルミ、洋白、銅、真鍮、純チタン


加工品サンプル

※画像をクリックすると拡大します

  • 加工品サンプル1
  • 加工品サンプル2
  • 加工品サンプル3
  • 加工品サンプル4

製作までの流れ

1. 3D-CAD (UnigraphicsNX3-EYE)

図面やサンプルを基に、3次元CADデータを作成(モデリング)します。

今回は身近にあった家庭用コンセントプラグを加工してみることにしました。

2. CAM (Mastercam ver.9)

3次元CAMを使って、工具の選定、主軸回転数、切削速度、を決めてNCプログラムを作成します。

実加工前に加工可能であるかを判断するために、ソフトウェアにてシミュレーションしています。

3. 加工 (OKK VP-400-5AX)

実際にどのような動きをするかを掲載しました。

加工終了したプログラムを再びゼロカット、切削液なしにて掲載してあります。

4. 完成品 (材質はアルミです)

完成品です。
一回のワーククランプで取り付け面以外の多面切削加工が出来ました。

今回の加工時間は4時間40分でした。


設備

立型5軸マシニングセンタ

メーカー OKK(大阪機工株式会社)
型式 :VP400-5AX
台数 :1台
主軸端形状 :HSK-E40
主軸回転数 :MAX 30,000min-1
テーブル大きさ :φ350mm

傾斜軸は前100°後ろ30°
回転軸は360°の動作が可能です


加工技術者

プログラム担当:山森

現在は主にメガネフレームのサンプルを作っています。
これからは他業種の仕事にもどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
ご依頼お待ちいたしております。